〜歯は年齢によってケアの仕方が違います〜

小学生へ

〜生えてきた歯を大事にしよう〜

 「乳歯は抜けてしまうからむし歯になっても大丈夫」と思っていませんか?これは大きな間違いです。
 乳歯に炎症があると、次に生えてくる永久歯が正しい位置に生えてこない場合があるのです。むし歯で空いたすき間に前後の歯が倒れこみ、次の永久歯がきれいに生えないため、歯並びに大きな影響を与えることになります。また、むし歯の痛みがあると、固いものを食べるのを避けたり、食事の量が減ったりして、健全な発育の妨げになることがあります。むし歯で大きく欠けた歯では、正しい発音ができません。

 乳歯を大事にケアすることは、次に生える永久歯につながっていきます。決して「乳歯は永久歯のこども」ではないのです。「乳歯は永久歯のお父さん・お母さん」と考えるべきでしょう。【虫歯の予防について】 むし歯の予防には正しい歯磨きと食習慣の管理が欠かせません。 一般的に塾や習い事などが増えてくると、間食もだんだん多くなり、むし歯にかかるリスクが高くなってきます。当院では、少しでも虫歯の発生を抑えられるよう、歯科衛生士によるブラッシング指導・食習慣指導を行っております。
 また、「フッ素」がむし歯の発生を効果的に抑制することが分かっており、生えたばかりで質が弱く、むし歯になりやすい歯に対してフッ素を塗って歯の強さを補いましょう。今は市販の歯磨き粉のほとんどにフッ素が含まれているので、使いやすい、お気に入りの味のものを探すのがよいでしょう。

【歯の矯正について】 「子どもの歯の矯正はいつから始めればいいですか?」というご質問をよく受けます。
 矯正医の専門団体である日本矯正歯科学会では「7歳には矯正相談を受けましょう」と呼びかけています。
 ただ、7歳以下でも歯並びが悪い場合があり、心配される保護者もおられます。乳歯がきれいに並んでいなかったり、上下の歯を反対に噛んでいたり、前歯が噛み合っていなかったり、子どもといえどさまざまな悩みがあげられています。その中でも、なるべく早い時期から治療する方がよいものとして、反対咬合、交叉咬合が挙げられます。これらは歯だけではなく、顎の成長にも関わってくるかみ合わせなので、早めに相談されることをお勧めします。

診 療 時 間
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午後 15:00〜19:00 /
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